2014年9月 Archives

検索エンジンペナルティーを受けてしまった場合、一時的には収益が落ち込むことにはなりますが、ピンチをチャンスにかえるきっかけとなる可能性も秘められています。

手動ペナルティーというのは、「SEOスキルで上位表示させるのではなく、コンテンツの精度によって上位表示させなさい」という、天からの啓示でもありますので、その声に耳を傾ける必要があります。

なので、まずはコンテンツを充実させることが急務です。

被リンクの削除なども大切ではありますが、ぼくはコンテンツを充実させることにまずは主眼を置くべきだと考えております。コンテンツ内容の見直しに加え、低品質なリンクを削除していく、この作業を同時に進めていくべきでしょう。

「低品質なリンク」よりも、「低品質なコンテンツ」を削除することの方がより重要度が高いものとぼくは考えております。結果として、コンテンツを充実させる方向にシフトするのだとすれば、上位表示も実現していく可能性が高くなりますので、後から考えれば、手動ペナルティーが収益向上の大きな起点になるかもしれないのです。

サイトの再起は「被リンク」に対する考え方や執着を捨てることができるかどうか、この点にかかっているといえるでしょう。

だいぶ以前、手動ペナルティーを受けてしまったサイトがあるのですが、SEO業者に依頼していた被リンクを削除することが不可能と判断したため、そのサイトは捨てることにしました。

けれども、コンテンツ自体はオリジナルのものでしたし、膨大な時間をかけて作成したものですので、サイトを丸ごと捨てるのは忍びない気もしてしまうわけです。

かといって、ペナルティーを受けたサイトへのリンクをはずすことは困難ですので、ウェブマスターツールなどから要請してもそのドメインでは解除される見込みはありません。

そこで、次のような方法で対応するのがよいと思われます。

  • ①ペナルティーを受けたドメインのインデックスをrobots.txtで全て削除
  • ②新しいドメインを取得して、コンテンツを移転させる
  • ③業者以外のリンクを復活させる
  • ④旧サイトはインデックスを削除した状態でそのまま保持

この方法でやれば、コンテンツのみを新しいドメインに移転させることができます。

気を付けたい点としましては、旧サイトはペナルティーを受けているとはいえ、インデックス情報は残ったままになっています。

ですので、旧サイトのインデックスをそのままの状態で新サイトにコンテンツを移転してしまうと、重複コンテンツが発生してしまい、コピペサイトと認識されてしまう可能性があります。

なので、旧サイトのインデックスを完全に削除してから移転しないと、せっかくサイトを移転してもうまくいかないです。

時間はかかるにしても、検索1位をとっていたコンテンツですので、1年程度も放置しておけば、そのうち元の状態まで復活できるはずです。

時間はかかるにしても、これが一番よい方法といえるでしょう。

他サイトのことなのですが、某アフィリエイトASPのリンクを掲載しているページだけアクセス数がまったくやってこない状態だったため、何か理由があるのではないかと調査してみました。

そのサイトは1日5千ページビューを超える日もあるサイトなのですが、そのアフィリエイトASPのリンクを掲載しているページだけ、なぜかアクセス数がまったくやってこないのです。他のページでは500とかあるのに、そのページでは2とか、3とかの状態です。

アフィリエイトリンクを掲載している場合、検索エンジン対策には不利ではあるため、その影響なのだろうと考えていたのですが、それを考慮に入れても明らかに違和感がありました。

そこでその某ASPのrobots.txtを確認してみたのですが、遷移先の広告主のサイトに移動する前にrobots.txtでクロールをブロックしているみたいなのです。

おそらくは、nofollowリンクになっているため、robots.txtではじいても同じことだろうという認識なのかと思いますが、robots.txtでブロックしている場合は本当にアクセスしないため、リンク先のページが何のサイトなのかの確認が不可能になってしまいます。

確認ができない以上、リンク先がフィッシング詐欺サイトである可能性もあるわけでして、そのような可能性のあるリンクを掲載しているページについては、上位表示させるわけにはいかないのだろうと思われます。

ここからは僕の主観のため、客観的な根拠はないのですが、nofollowリンクについてはページランクは渡さないものの、クロールをして確認することはしているのだろうと感じるふしはあります。

そのため、アフィリエイトリンクにnofollowを付けた場合、一応はクロールをしてどのようなサイトであるのかの安全性を確認しつつ、ページランクは渡さないという挙動になるはずですが、robots.txtでクロールすらはじいてしまえば、アフィリエイトリンクのリンク先を確認できなくなってしまいます。

万一、リンク先がフィッシング詐欺のサイトであった場合、https対応だ何だとやっても意味がなくなってしまいます。

そのため、robots.txtでクローラーをdisallowしている某ASPの広告を掲載しているページだけ、検索エンジンではヒットしないのだろうと感じています。サイトに広告を掲載する場合、そのASPのrobots.txtまで確認されることをおすすめします。

某レンタルサーバーで複数のレンタルサーバーを利用していたのですが、最近メンテナンスがあり、IPアドレスがCクラス以下ですべて同じものになってしまったようです。サーバー会社側からすれば、利用環境改善のためのメンテナンスで、サーバースペックを向上させるための目的だったのかもしれません。

けれども、サイト運営者側からすれば、サーバー容量とか回線のはやさなどにはそれほど重要性はありません。姉妹サイトを運営している都合上、IPアドレスが重複してしまうとSEO対策によくないため、わざわざ異なるIPアドレスを使用するために複数のサーバーをレンタルしているわけです。

例えば、ロリポップとチカッパなど、ふたつのサーバーを借りるのにはIPアドレス分散の意味があるからであり、容量やスペックなどといったものは正直どうでもよいのです。容量などはどうせ使い切ることはないのだから、ユーザーが複数のサーバーを借りるのにはIPアドレス上の理由があるのです。

それをスペックを向上させるのだから、ユーザーにとっても問題ないだろうという考えで統一してしまい、同一のIPアドレスにしてしまうのであれば、我々サイト運営者側にとってみれば、複数のサーバーをレンタルしている意味がなくなってしまいます。正直、ありがた迷惑なだけですが、このあたりの事情は運営会社側ではあまりよくご理解して頂けていないものと感じております。

このあたりの認識については、かなり配慮してくれているレンタルサーバー会社とまったく無視しているサーバー会社があると感じてます。

そのような意味で、サーバーのIPアドレスは定期的にチェックされてみることをおすすめします。知らぬ間に、IPアドレスが統一されてしまうこともありますので、うっかりしているとアクセス数が大幅に減少してしまう可能性もあるので注意が必要です。

今月に入ってからアクセス数が大幅に下落しているサイトがあるのですが、調べてみると、どうもペンギンアップデート3.0が話題に上がっているようです。

ただ、時期的にはまだ?更新されていないようなので、ひょっとすると違う要因なのかもしれませんが、おそらく、今回の大幅な下落はペンギンアップデートによるものと見ております。

そのサイトというのは、正直、「こんなコンテンツでなぜ、上位に表示されているのだろう?」と不思議でしょうがなかったのですが、毎月10万ページビュー以上はあったので、それなりに広告収入なども発生しており、ずっと放置していたサイトになります。

正直、捨てる予定のサイトだったのですが、発生しているアクセス数が多かったため、とりあえずは見ないふりをしておこうという感じだったわけです。

この検索順位の上位表示の要因については、数年前に行っていたSEO対策が功を奏していたからともいえるのですが、去年あたりから手動ペナルティーを受けるようになってきたため、次回の更新ではこの点が自動アルゴリズムに加えられ、いずれは対策されるのだろうという予感がしておりました。

つまるところ、手動ペナルティーの傾向のあるSEO対策は、次回のアルゴリズム更新の要素になると考えておけばよいものと思われます。自動アルゴリズムをすり抜けたSEO対策に対して手動ペナルティーを課すわけですから、そのすり抜けた手法を次回アルゴリズムに組み入れるのは当然といえるでしょう。

これはおそらくですが、だいぶ昔、IP分散あたりに関するSEO対策が人気になっていた時期がありましたが、このあたりがポイントになっているのではないでしょうか。

サイト運営側としては、やらなきゃやらないで上位には表示されないし、かといって面倒くさい事情もあったわけですので、しぶしぶ対応していたものと思われますが、このあたりがアルゴリズムに加えられることで、ようやく落ち着いて更新できるようになったのではないかと思われます。
海外のドメイン取得サービスを利用しているのですが、ここ最近の円安水準でドメイン取得コストがかさんできております。

例えば、数年前の民主党時代では、1ドル80円程度でしたので、15ドル程度のドメイン費用を支払っても1200円程度の出費で済みました。

けれども、現在は1ドル117円の円安水準です。この場合の費用は1800円レベルにまで急騰しております。コスト増でいいますと、1ドメインに付き600円、これが管理ドメイン数を500個と仮定しますと、年間30万円程度のコスト負担となるわけです。

これではさすがに、サイト運営費用のコスト増大を吸収することができません。ただでさえ、各種の増税により、消費が冷え込んで売上も減少してきている状況にありますので、海外からの輸入取引をされている方は痛手が大きいものと思われます。

それではどうすればいいのかといえば、輸入ではなく、輸出取引を増やすことで対応するべきではないかと考えております。

つまり、取得したドメインのうち、プレミアが付くようなドメインについては、海外オークションサイトにてドル建てで売却してしまうのです。ピンチをチャンスに変えるには、これしかありません。
通常のウェブサイトの場合、ほとんどが1回ぽっきりの訪問でリピートしてくれるケースはかなり少ないと思います。私の場合でいいましても、たいていは株関連の掲示板とか、DMMとか、あとはアフィリエイト会社の報酬確認とかぐらいで、個人サイトに定期的に訪問することはほとんどありません。

それもそのはず、新しい情報を常に追加しつづけることは個人サイトでは不可能に近いものです。ユーザー参加型で自然にコンテンツが増えていくようなサイトでないと、リピートされることはあまりないものと思われます。

けれども、個人サイトでもリピート訪問者を獲得することには計り知れないメリットがあります。 ネット上にある数あるサイトのなかから、自サイトをわざわざ指名して訪問してくれるわけですので、安定したアクセス数の獲得を期待できます。

アクティブユーザーの獲得により、SEO対策から解放されるとはいいませんが、検索順位の変動によるアクセス数の減少を極力抑えることが可能になります。また、リピート訪問されるということは、優良なコンテンツが存在することの裏がえしでもありますので、かえってSEO対策上もよい方向へ作用するはずです。

それでは、リピート訪問者を増やし、アクティブユーザー数を増やすにはどうすればよいのか?

このユーザー数を獲得するには、アクセス解析をつぶさに観察するのが効率のよい方法といえます。1日といわず、1週間ぐらい、リアルタイムのアクセス解析をじっくりと観察し、自サイト内の問題点を把握するようにしましょう。

どのページで離脱率が多いのか、あるいはどのページからどのページへ移動することが多いのか、そしてそれはなぜなのか?を考え、それに対する修正を繰り返していけば、ページビューが増えていくでしょうし、ページビューが増えるに従い、読み切れない場合にはとりあえずお気に入りに追加しておこうという訪問者も出てくるはずです。 お気に入りに追加されさえすれば、いずれはリピートして訪問してくれるでしょうし、結果としてアクティブユーザー数が増えていくものと思います。

アクティブユーザー数を増やすことを考える前に、まずはページビューを増やすことを考えるとよいでしょう。

サイトをホームページ形式で作成するにあたり、内部リンク不足問題が顕在化してきているのですが、これを解消するために関連記事欄をコンテンツ内に設置して対策することにしました。

特定のキーワードで自サイト内を検索し、上位5ページぐらいをまとめて関連記事として記事下に設置してみたのですが、これである程度は改善されるのではないかと考えております。

実用性があるのか、ないのかは不明ですが、サイト全体で100ページ程度のボリュームがあったとして、各ページにて5内部リンクを設置したとすると、全体で500内部リンクあが生成されることになります。

また、それぞれのキーワードで関連性を持っているリンクの場合、SEO効果が高いとされていますので、menuなどで設置している内部リンクとはまた違った効果が期待できるものと考えております。

これはお手軽に出来るSEO対策になりますが、何故か設置していなかったようなので、もっと早くに気が付くべきだったなと思います。

逆に、ブログの場合ですと、自動的に過去ログとかカテゴリとか、無駄に多い内部リンクが作成されますので、逆効果のような気もするのですが、手打ちでホームページを作成している場合はサイドバーの更新などが面倒くさいため、極端に内部リンクが少なくなりがちです。

最近、内部リンクが不足しているなと感じたら、関連記事の欄を設置するなりして内部リンク対策を実施されてみるとよいでしょう。