アフィリエイト Category

てっとりばやく稼ぐにはSEO対策でサイトを上位表示させ、検索エンジン経由のアクセスを集めるのが効率的です。けれども、非常に重要なポイントとしまして、集客経路を検索エンジン頼みにしてしまうと、自社の収益の基盤を他社に依存してしまうことになります。

せっかく業績がよくなってきたとしても、検索エンジンの意向に自社の業績が左右されてしまうことになるわけですので、非常にもろい基礎の上にビジネスを展開することになるわけです。

この点、検索エンジンのランキングというのは、非常に不安定なものがあり、数年間1位のランキングだったとしても、ふとしたきっかけで圏外へ飛んでしまうというのはよくあることです。

アルゴリズムの変更や競合他社からの通報など、簡単にランキングは変動してしまうものですので、非常に不安定なものになってしまいます。

ですので、基本的に検索エンジン経由頼みの集客ではなく、「良質なコンテンツ」によってサイトへ集客されることをおすすめします。良質なコンテンツさえあれば、お気に入りに登録される方も出てきますので、直接アクセスしてくれることになります。

また、良質なコンテンツの作成こそ最大のSEOともいえるわけですので、いずれは検索エンジン経由のアクセスを増やすことも可能になるでしょう。

――アフィリエイトをしていますが、なかなか収益が向上していきません。私には才能がないかもしれないです。あきらめた方がよいでしょうか?    (※匿名希望:27才 家事手伝い)

■ご質問にお答えします。

アフィリエイトで稼いでいる人の大部分は複数のサイトを運営されてます。これはSEO対策上の理由によるものもあれば、収益の分散という要素もありますし、あるいは単に飽きてしまったから違うサイトを作るというケースもあります。いずれにしても、運営するサイトの数が多くなれば多くなるほど、アフィリエイト収益は増大していく傾向があるわけです。

そのような理由で、ひとつのサイトに執着することは効率がよくありません。

「100個作って1個あたればいいや。」

そのぐらいのおおらかな気持ちというか、100個作るぐらいの覚悟でやった方が結果としてうまくいくものです。これを最初の1サイト目から稼ごうという考え自体が無謀なわけです。もちろん、最初の1サイト目で当たりが出ることもあるかと思いますが、それはそれでラッキーだったと思えばいいのです。

いずれにしても、いくつもサイトを作成することにより、アフィサイトの潜在的な作成能力が向上していきます。それを積み重ねることによって、ひょっこり当たりの出るサイトも出てくるでしょうし、時にはサラリーマンの年収レベルの収益が毎月発生してくるケースも出てくるわけです。

楽をして稼ぎたいと思えば、おそらく1個、2個作って稼げないとそれであきらめてしまうかもしれません。アフィリエイトはウェブ作成の修行だと思えば、結果として収益の発生するのもはやくなるものです。アフィリエイトは覚悟を持ってやること。

これが一番大切な心構えかと思われます。

アフィリエイトをする際にも、運営のスケールが大きい方が何かと有利です。一般的に、アフィリエイト広告で収入を得ている場合は、それほど経費のかからないケースが多いわけですので、税金面での負担が高額になりがちです。
できるだけ、複数のサイトを多数運営されることをおすすめします。

この経費ということでいいますと、一部の方はサーバー代やドメイン代を節約されている方も多いようなのですが、これはあまり賢い選択とはいえません。100ドメインを取得したとしても、年間での費用は10万円程度ですし、サーバー代もほぼ、10万円~20万円程度の場合が多いわけです。

それに対して、月間のアフィリエイト収入は百万を超えることもざらにあるわけですので、経費率としましては、ほんの10%~20%程度にすぎません。経費が1割、2割の場合、売上のほとんどが課税対象の所得となってしまうため、納める税金が高額化してしまうという傾向があるわけです。

数百万円を税金で納めるぐらいでしたら、複数のサーバーやドメインを取得して多数のサイト運営をし、収益の安定化を図った方がよほどましではないでしょうか。もちろん、納税は大切なことではありますが、サイト運営にかかるドメイン代やサーバー費用は節約すべきではないというのが、私の持論になのですが、なぜか、ドメインをひとつ取るにも躊躇されているアフィリエイターの方もいらっしゃるようで、このあたりを不思議に感じてしまいます。

「アフィリエイトサイトを作成してからどのくらいの時間でお金になるか?」についてですが、ほとんどの場合、1年たっても月数千円程度というのが一般的な傾向にあります。
もしくは、まったく稼げない人も多いかもしれません。

もちろん、かける時間にもよりますが、一般的に月数百万円程度のサイト収入のある方は5年程度がかかるのではないでしょうか。先行者利益というのがありますので、同じ切り口でサイトを作成してもなかなか収益化には結びつかないものなのです。

もちろん、なかには数か月程度で月百万円を超える人もいるかと思いますが、数年単位で長期的に稼いでいる人はあまり多くなく、短期間で高収入が発生した場合は、同じように短期間で収入の道が減少してしまう傾向にあるわけです。

ただ、時間をかけるだけでもいけません。
品質がゼロのものを何年も積み重ねても、ゼロのものはゼロ。
時間とともに、サイトの品質自体も要求されるわけです。

ですので、前提条件として品質が第一にあり、その状態で時間をかけてこつこつと積み重ねることで収益の方も増大してゆくことになります。
時間をかけて品質の高いサイトを構築した場合には、よほどのことがない限り、急激に検索順位が落ちることはないので、その後も安定した収益を得ることができることが可能になるのです。

概ね、1年程度で月2万~3万円、2年~3年程度で月10万円、4年~5年程度で月20万円。その後、急激にサイト収入が伸びるポイントがあれば、月数百万円も可能になるわけですが、この際に重要な要素となるのがサイトのコンテンツの品質になるわけです。

大手ASPの場合、担当者から電話が来ることはほとんどありませんが、中小のASPの場合は電話での連絡が多い傾向にあります。ただ、メールと比較しますと、生産性はあまりないような気がしておりまして、けっこう無駄な時間を取られるケースが多いです。

ひとつの案件の掲載可否について問い合わせをする際、メールだと数行程度で事足りますが、電話連絡の場合は世間話なども入ってくるため、用件が済んだらハイそれで終わりというわけにはいきません。
「最近、調子はどうですか?」みたいなお話になって、何だかんだと時間を消費するハメになります。

何だかんだとお話しているうち、あまり収益化が見込めなさそうな案件でも、掲載してもいいかなという気分になってしまうわけです。

ただ、一時的に掲載することがあったとしましても、そのような収益力の低い案件は最終的にははずすことになりますので、結果的にみますとあまり効率性はよくないです。

なので、電話連絡の場合は、営業トークの流れにつられて即断をしないことをおすすめします。
ご返事は電話ではなく、メールでするように心がけるとよいでしょう。