第3回アクティブビュー向上委員会からのお知らせ

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当サイトでは第1回、第2回とアクティブビューの向上に努めて参りましたが、シリーズ第3回目となる本日は最近話題のコアウェブバイタルの視点から視認率の向上にトライしてみようと思います。

前回までの取り組みの様子

第1回(ロゴ縮小による施策)
第2回(ページ分割よる施策)
第3回(広告掲載数の削減による施策)

コアウェブバイタルにはLCPの指標がありますが、こちらはサイトの高速表示を測定する指標であり、2.5秒以下が良好とされています。

つまり、ファーストビューでの最大コンテンツがレンダリングされるまでの時間が速ければ速いほどよいわけですが、非同期の広告についてはワンテンポ遅れて表示されるケースが多いです。

特に、ヘッダー部分の広告については、表示されるまでにユーザーがコンテンツ部分へとスクロールしてしまい、実際には視認されていないケースが多いです。そのため、一番目立つヘッダー部分だからといって視認率が高いわけではありません。

このユーザーのスクロールの動作を考慮に入れた場合、ファーストビューの最下部に配置し、ページにアクセスした際に広告の頭がちらっと見える程度の配置がもっとも視認率が高くなる傾向があります。

ただし、ヘッダー部分についても広告が瞬時に表示される場合には逆にアクティブビューが高くなります。

そして、この「広告が瞬時に表示される」ためには、広告スクリプトのダウンロードサイズが小さければ小さいほどよいわけですが、広告の掲載数を少なくするのもひとつの方法です。

特に、視認率の低い、あまり見られていない広告については、掲載していても意味がないため、ダウンロードサイズを抑えるためにも削除してしまうことをおすすめします。

広告の掲載数を削除することで表示スピードが改善され、視認率が向上すれば、広告単価が上がることにより、収益の向上が見込まれるかもしれません。