レンタルサーバーとドメイン解約の意外な効果

|

サイト運営を引退することにしたため、ドメインやレンタルサーバーを次々と解約しているのですが、ほとんど使用していないドメインやサーバーで毎年、多くの無駄な出費が発生していたのだなと改めて実感しています。

なかには、サイトが改竄されたきり、放置状態になっていたものもあり、共有サーバー内のサイトが全滅していたケースもありました。あるいは、SSLの更新が失効し、危険なサイトと表示されているケースもありました。

それに気づかず、毎年、ドメイン代とサーバー費用を更新してきたわけですから、おそらく、膨大な費用を無駄に払っていたことになります。

一方で、大量にドメインとサーバーを解約したとしても、アクセス数にはほとんど影響が出ていません。むしろ、失敗していたSSLを復旧したり、改竄されていたサイトをクリーンアップすることにより、アクセスアップにつながっているケースも出てきています。

コストを削減して規模を縮小することにより、てっきり収益は減少すると考えていたのですが、逆に増える結果になりました。

結果的に気付いたことではありますが、ドメインやサーバーを必要なものだけに絞り、少数精鋭で管理することにより、ある意味ではプラスの影響が出てくるのではないかと感じています。

自分の場合、法人を精算することにしたため、強制的にサーバーとドメインを解約することになったわけですが、これを5年前、10年前にやっておけば、ずいぶんと違っていたのかもしれません。

管理しきれないサイトを保有するのは、デメリットの方が大きいものと思います。思い切って、使用していないドメインやサーバーは解約すると、プラスのメリットが出てくるかもしれません。