人はなぜリンクするのか?~被リンクの源泉は「アクセス数」にあり~

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SEO対策においては被リンクの獲得が重要になりますが、オーソリティーサイトからリンクをもらうと検索順位が上昇するといわれています。

逆にいえば、リンク元のオーソリティー性が重要になるわけですが、オーソリティーであるならば、最低限、そのサイトにはアクセス数が発生していることが絶対条件となります。そのため、アクセス数の全くないサイトから被リンクを受けていてもあまり意味がありません。

また「被リンク=アクセス数」の関係において、そもそもアクセス数の少ない状態では被リンクの発生しようがないという原因もあります。

人はリンクをする際、そのページを認識していなければなりませんが、そもそも検索結果で表示されていない状態では認識のしようがありません。

つまり、検索結果で上位表示されるからリンクされるのであり、月間10万ページビュー程度でもあれば、黙っていても月に100本、200本程度の被リンクは増えていくものです。

富める者はますます富み、貧しきものはますます貧しくなる、インターネットはそういった悪循環の仕組みになっているわけです。

それではどうすればよいのかといえば、最低限、ある程度のページビュー数が発生するまでは自力でそこまで持っていかないと、検索経由のアクセス数自体が発生しないという状況に陥ってしまいます。

ただし、一旦、上位に表示されれば、そのあとのサイト運営は比較的、楽になっていくものと思います。

個人的には、この負の悪循環を止めるためにも、検索アルゴリズムにおいて補正すべきと考えていますが、現状では上位表示したもの勝ちの状態になっているものと思います。