2011年12月 Archives

以前までは中古ドメインを利用したSEO対策が比較的重要な要素となっておりました。
けれども、それにはサイトエクスプローラーによる被リンクの確認ができることが前提にあったわけです。
エクスプロラーが使えなくなってしまった現在、中古ドメイン的なSEO手法が若干、衰えを見せ始めている予感がしております。

一方で、誰もが手を引く状況のなか、比較的、中古ドメインは取得しやすくなっている傾向にもあるわけです。
被リンクの確認などに関しては、時間がかかることにはなりますが、調べようと思えば調べることが可能です。

ふいんき的に誰もが撤退しはじめている今、あえてオールドドメインという選択肢をとるのも有効なSEO対策のひとつといえるでしょう。当ブログでは、特に中古ドメインの取得方法に関するノウハウは提供していませんが、ネット上で調べてみると比較的、わずかな痕跡をみるけることができるかもしれません。

知っている人は知っており、なおかつネット上には絶対に出てこない類のものですので、一部のSEO対策のプロにしかわからない側面があるのですが、その点については触れないでおくというのがお互いの暗黙の了解事項となっている気がします。

ただ、そのようなノウハウを駆使したとしても、ページランク6以上を取得するのはなかなか難しいです。
けれども、4~5程度までなら、わりと取得できるケースも多いものです。
そのようなドメインを取得してSEO対策をしていくのが、費用対効率のよいSEO対策と呼べるのではないでしょうか。
てっとりばやく稼ぐにはSEO対策でサイトを上位表示させ、検索エンジン経由のアクセスを集めるのが効率的です。けれども、非常に重要なポイントとしまして、集客経路を検索エンジン頼みにしてしまうと、自社の収益の基盤を他社に依存してしまうことになります。

せっかく業績がよくなってきたとしても、検索エンジンの意向に自社の業績が左右されてしまうことになるわけですので、非常にもろい基礎の上にビジネスを展開することになるわけです。

この点、検索エンジンのランキングというのは、非常に不安定なものがあり、数年間1位のランキングだったとしても、ふとしたきっかけで圏外へ飛んでしまうというのはよくあることです。

アルゴリズムの変更や競合他社からの通報など、簡単にランキングは変動してしまうものですので、非常に不安定なものになってしまいます。

ですので、基本的に検索エンジン経由頼みの集客ではなく、「良質なコンテンツ」によってサイトへ集客されることをおすすめします。良質なコンテンツさえあれば、お気に入りに登録される方も出てきますので、直接アクセスしてくれることになります。

また、良質なコンテンツの作成こそ最大のSEOともいえるわけですので、いずれは検索エンジン経由のアクセスを増やすことも可能になるでしょう。

――アフィリエイトをしていますが、なかなか収益が向上していきません。私には才能がないかもしれないです。あきらめた方がよいでしょうか?    (※匿名希望:27才 家事手伝い)

■ご質問にお答えします。

アフィリエイトで稼いでいる人の大部分は複数のサイトを運営されてます。これはSEO対策上の理由によるものもあれば、収益の分散という要素もありますし、あるいは単に飽きてしまったから違うサイトを作るというケースもあります。いずれにしても、運営するサイトの数が多くなれば多くなるほど、アフィリエイト収益は増大していく傾向があるわけです。

そのような理由で、ひとつのサイトに執着することは効率がよくありません。

「100個作って1個あたればいいや。」

そのぐらいのおおらかな気持ちというか、100個作るぐらいの覚悟でやった方が結果としてうまくいくものです。これを最初の1サイト目から稼ごうという考え自体が無謀なわけです。もちろん、最初の1サイト目で当たりが出ることもあるかと思いますが、それはそれでラッキーだったと思えばいいのです。

いずれにしても、いくつもサイトを作成することにより、アフィサイトの潜在的な作成能力が向上していきます。それを積み重ねることによって、ひょっこり当たりの出るサイトも出てくるでしょうし、時にはサラリーマンの年収レベルの収益が毎月発生してくるケースも出てくるわけです。

楽をして稼ぎたいと思えば、おそらく1個、2個作って稼げないとそれであきらめてしまうかもしれません。アフィリエイトはウェブ作成の修行だと思えば、結果として収益の発生するのもはやくなるものです。アフィリエイトは覚悟を持ってやること。

これが一番大切な心構えかと思われます。

2012年において、携帯電話の契約数におけるスマホの割合は約37%程度に留まってますが、今後、急速にスマートフォンが普及すると見込まれており、2017年には80%以上に達するとゆあれてます。

「スマホ=小型パソコン」ともいわれており、インターネットのライトユーザーは、今後はデスクトップタイプのPCからスマホへと移行していくとの予測がなされています。

これに伴い、サイトの閲覧状況も今後は大幅に変化していくものと考えられており、ちょっとしたサイトの閲覧程度でしたら、パソコンを立ち上げてブラウザで閲覧するよりもスマホを利用するケースが多くなることでしょう。

このようなインターネットの閲覧環境における最近の急激な変化に、サイト運営者はどう対応していくべきでしょうか?

そのあたりについて、今回はサイト運営に詳しいT氏にお話を伺ってきました。


――Tさん、こんにちは。本日はお忙しいところ有難うございます。さっそくですが、最近のスマートフォンの急速な普及における、インターネットへの影響について、Tさんはどのような考えをお持ちですか?


T氏:そうっすね、やっぱスマホって以前までのガラケーと比較すると、格段にネットがしやすいと思うんですよ。ぶっちゃけ、ボクもちょっとしたことならスマホで済ますことが多くなってきましたね。この変化はここ1年ぐらいだと思うんですけど、やっぱ、寝る前にベットでネットするときなんかは、パソコンを起動するよりもはやいですし。

だって、ベットで横になってるのに、わざわざデスクまでいって椅子にすわるとかメンドイじゃないですか。 今後はそういったちいさな用事はスマホで済ますっていう人が多くなるんじゃないですかね。


――確かに、スマホは使ってみると意外に便利なので、自然とそういった流れになっていくのかもしれませんね。では、そのような環境の変化にサイト運営者が心がけておくべき点は何でしょうか。


T氏:ぶっちゃけ、ユーザビリティーに尽きると思うんですよ。やっぱ、電気メーカーは最近はPC作るよりスマホ作った方が儲かるって面もあると思うんで、せっせと最新機種なんかを作ってると思うんですけど、機種だけいいのを作ってもコンテンツがそのままだと限界があると思うんです。

例えば、アップルにしろ、ソニーにしろ、サムソンにしろ、どんどん最新スマホを投入していきますけど、こっちの機種では正常に表示されてるのに、こっちの機種では崩れてしまうという、そういう状況になっては困りますね。

かつてIEバグというのがありましたが、そういう事態になるのは避けるべきじゃないかと。その辺りのメーカーとサイト運営者の歩み寄りみたいなものが今後は必要になってくるのではないでしょうか。ただ、サイト運営者側としてはやることは、当面はシェア別に最適化していくのが最善なんじゃないですかね。

CSSなんかでちょちょいとやるだけでも、けっこう見やすくなるものだと思いますよ。

後編につづく…(未定)

高ページランク付きの中古ドメインさえあれば、それ自体で上位表示できるのかというと、ぜんぜんそうではありません。それを実際に使用するには、ある程度のウェブ作成能力とSEO対策の知識が必要になるわけです。
例えば、高ページランクの良質なドメインを確保したとしても、キーワードの詰め込みなどをした際にはランクが下がっていくでしょうし、あるいは、wwwあり・なしなどの基本的な設定がされていない場合などもそうです。

もしくは、ビルダーなどのテーブルタグなどを使用してのサイト作成も付いている高ページランクの価値を下げることになるでしょう。加えて、h1やh2などの論理的な見出しタグの使い方についてもそうです。基本が出来ていない場合、中古ドメインを使用したとしても、素材本来の良さをうまく発揮できないケースも多いわけです。

初心者の方が中古ドメインを使用する場合、まずはサイトの内部対策のやり方をひととおりマスターしてから始めることをおすすめします。この点、メインサイトも、被リンクサイトも、どちらも内部対策は必須の要素といえるでしょう。
逆に、内部対策が完璧な状況で施策されているサイトの場合、割と低ページランクの中古ドメインを使用したとしても、効果的なSEO対策の実現が可能となるのです。
アフィリエイトをする際にも、運営のスケールが大きい方が何かと有利です。一般的に、アフィリエイト広告で収入を得ている場合は、それほど経費のかからないケースが多いわけですので、税金面での負担が高額になりがちです。
できるだけ、複数のサイトを多数運営されることをおすすめします。

この経費ということでいいますと、一部の方はサーバー代やドメイン代を節約されている方も多いようなのですが、これはあまり賢い選択とはいえません。100ドメインを取得したとしても、年間での費用は10万円程度ですし、サーバー代もほぼ、10万円~20万円程度の場合が多いわけです。

それに対して、月間のアフィリエイト収入は百万を超えることもざらにあるわけですので、経費率としましては、ほんの10%~20%程度にすぎません。経費が1割、2割の場合、売上のほとんどが課税対象の所得となってしまうため、納める税金が高額化してしまうという傾向があるわけです。

数百万円を税金で納めるぐらいでしたら、複数のサーバーやドメインを取得して多数のサイト運営をし、収益の安定化を図った方がよほどましではないでしょうか。もちろん、納税は大切なことではありますが、サイト運営にかかるドメイン代やサーバー費用は節約すべきではないというのが、私の持論になのですが、なぜか、ドメインをひとつ取るにも躊躇されているアフィリエイターの方もいらっしゃるようで、このあたりを不思議に感じてしまいます。