IP分散サーバーの弊害と危険性

|

SEO対策でこちらのようなIP分散サーバーを利用している方も多いと思いますが、逆にペナルティーのきっかけになるケースが多いものと思われます。

例えば、100 IPアドレスとか用意するのかもしれませんが、IP分散に特化したサーバーというのは、サーバーがダウンしますと一気に100本の被リンクが消失してしまいます。さらに、数日でサーバー障害が復活した際には、また一気に100本の被リンクが増加してしまうことになります。

検索エンジンは急激な被リンクの増減には敏感ですので、これでペナルティーを食らい、永久にペナルティーがかかり、全てがおじゃんになる危険性が常に存在しています。そのような意味で、IPアドレス分散がうんぬんと言っているSEO業者に依頼する際には注意した方がよいでしょう。

そもそも、そのようなIP分散用のサイトというのはペラいサイトばかりですので、その辺で売っている記事を購入してきて、中古ドメインを使用しているケースが多いものです。

ネット上で上位表示されているサイトを確認してみますと、そのような方法で上位表示されているケースが未だにかなり多い状況ですので、まだ有効といえば有効なのかもしれませんが、リスクの高いSEO対策と考えておいた方がよいでしょう。

もし、そのようなサイト運営にかける時間と費用があるならば、運営するサイト数は少なくても、こつこつとコンテンツを構築していった方がはるかに効率的といえます。