サーバー費用と経費に計上しても大した金額ではない

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ウェブサイト運営が順調に推移してきますと、次に出てくるのは税金関連の悩みが出てくるものと思います。昨日から確定申告の受付がはじまっておりますが、納税については比較的大きな試練になるかと思うのですが、メンタル的に克服するのはけっこうムズカシイ傾向があるようです。

それもそのはず、年間所得で1800万円を超えた場合には、国税、住民税あわせて50%を超えるわけですので、1年の半分、つまり1月~6月までは税金のために働くことになってしまうわけです。アフィリエイトでこつこつお小遣い稼ぎをして、特別単価などをもらったとしましても、通常報酬よりも大幅に下回ってしまうことになるのです。

つまり、ある一定の収益、おそらくは1千万円程度までは努力と報酬がほぼ比例関係にあるわけですが、それ以上になってくると、努力をしてもしなくてもあまり変わらない、労力に見合った収入が発生しない、いわゆる「のれんに腕おし」ともいえる奇妙な状態になってしまうわけなのです。

もちろん、50%というのは現在の日本の最高税率なので、それ以上の億単位までつきぬけてしまえば、また、比例関係に戻るわけですが、この「のれんに腕押し状態」を乗り切るまでが、アフィリエイターにとっての最大の山場ともいえるでしょう。

この間にやる気がなくなり、モチベーションを維持できずに減収の方向に向かってしまう人、あるいは税金の安い株取引にのめり込む方もいらっしゃるでしょうし、もしくは世をすねて脱税を画策する方もいらっしゃるかもしれません。あるいは、法人化をして失敗する人、または現実逃避でゲームにのめり込む人、旅に出る人などさまざまです。

ただ、税金は決まっているものである以上、払わなくてはいけないわけですので、ウダウダいっても仕方がありません。そこで、効率よくサイト運営していくことが必要になっていくわけですが、サイト運営の規模を大きくすることによって、ある程度の効率化が可能になるものと思われます。

税金で大半を取られてしまうのであれば、その分、サイト運営の規模を拡大して経費として計上し、大規模化をした方がメリットが多いわけです。その際に基本的な経費となるのが、ドメインやサーバー費用、あるいはコンテンツの外注費といえるでしょう。

特に、ドメインとレンタルサーバーの費用はサイト運営に必須の要素になりますので、大量に確保しておいてもよいかと思われます。ドメインの場合、1個で何万円もする優良なものも多いですが、レンタルサーバーの場合、国内だけを考えても、せいぜい100ぐらいなものと思いますので、全部を借りてしまってもそれほど大した費用にはなりません。

レンタルサーバー費用については、特に考えずに、借りれるだけ借りてしまった方がよいものと思われます。