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ぼくはアドビのDreamweaverを使用しており、このソフトで画像のimgタグを挿入する際には「width」と「height」が自動で挿入されるのですが、先日から挿入されなくなり原因が不明なままの状態でした。

管理している特定のサイトのみで自動挿入がされなくなり、他の管理サイトについては大丈夫だったのですが、当該サイトのフォルダを使用して新規サイトで作り直してみてもやはり状況は改善されませんでした。

そのため、おそらくはDreamweaverのソフトのバグではなく、そのサイト自体に何か特定の問題があるものと感じたため、他サイトと比較・検証してみたのですが、どうやら原因はCSSでの画像の設定に問題があったようです。

そのサイトでは、ccsのスタイルシートでmax-width:100%を指定しており、画像の大きさが自動で調整されるように設定していたため、Dreamweaverの方で気にきかせて「width」と「height」を自動で挿入しなくなったものと思います。

「違う違う、そうじゃない」と思ってしまったのですが、Dreamweaverのその意図は分かるのですが、挿入するのにはボクなりの理由があります。

この辺りは手動で設定できるようにして欲しいと感じてますが、いずれにしても自動で挿入されなくなった際には、CSSでimgの指定を見直してみることをおすすめします。

APIというのは「Application Programming Interface」の略ですが、サービスの提供元がプログラムを公開することで、ソフトウェアの機能を共有する仕組みのことです。

先日、Googleマップを利用した破産者マップが社会問題化しましたが、これはGoogleマップのAPIを利用したものでした。破産者の情報とGoogleマップの機能を紐づけし、破産者情報を地図上に表示するという使い方でした。

このケースではサイト運営者が総バッシングされてすぐに閉鎖されることにはなりましたが、GoogleマップのAPIは一般に広く利用されている便利な機能です。

ほかにも、TwitterやFacebookなど様々なサービスでAPIが公開されています。

このAPIの利点についてですが、何らかのサービスなりアプリなりを立ち上げる際、既に公開されているプログラムを利用することで一から開発しなくてもすむメリットがあります。

例えば、ポケモンGOのような位置情報ゲームを開発する際、ゲームのほかにマップ機能までを一から開発するとなると膨大なコストと時間がかかってしまいます。そのようなとき、GoogleマップのようなAPIを利用すれば、既に公開されているプログラムを利用することができるため、開発にかかる手間を大幅に削減することができます。

ほかにも、政府の統計情報などでは外部からデータを呼び出すことで解析できるAPIなど、様々なサービスで多くのAPIが公開されています。このAPIでプログラムの機能が共有されることにより、社会全体で開発の効率化が図られているといえるでしょう。

ちなみに、一般的なホームページ作成の場合でも、会社情報やお店の公式サイトなどでアクセス情報を掲載する際に、GoogleマップのAPIを利用して地図を表示するなどといった使い方もできるかと思います。機会があれば、利用されてみることをおすすめします。

ウェブフォントを活用する際、たいていはHTMLタグのヘッダー内に無料ウェブフォントサイトのURLを貼り付けておしまいといったやり方が多いかと思います。

無料ウェブフォントはGoogleフォントやモリサワフォントなどが人気ですが、手軽に利用できる反面、フォントが表示されるまでの時間が遅くなるといったデメリットがあります。

このフォントの表示が遅延する理由は、使わないフォントまで「フルセット」で利用しているからです。特に和文フォントの場合、一般的なサイトでは常用漢字ぐらいまでしか使わないかと思いますが、不必要なフォントもフルセットで使うとファイル容量が大きくなり、フォントの表示に遅延が生じてしまいます。

最低限、自サイトで使用している文字のフォントだけあれば事足りるわけですので、全部をフルセットでダウンロードする必要はありません。

この自サイトで必要なフォントだけを抜き出して利用することで、フォントのファイル容量が軽減するため、サイトの表示の遅延を解消することができます。これはフルセットに対して、サブセットといわれているものですが、一瞬の表示の遅延が気になる方はフォントのサブセット化にトライされてみることをおすすめします。

一般的には、woffなどのフォントファイルをサーバーにアップロードし、CSSで@font-faceを指定して表示させることになります。

ただし、サブセット化のプロセスで使用する文字の選定などが必要なため、何らかのツールが必要になりますが、ネット上に無料ツールなどが公開されているため、それらを使用して対応されるとよいでしょう。

Yahoo!ジオシティーズが「2019年3月31日」にて終了になるとのことで、ホームページを移転することにしました。

去年の秋口にサービス終了になる旨の通知が来ていたのですが、すっかり忘れてしまっており、気がつけば残すところあと約1か月となっています。

ジオシティーズでは転送設定(※メタタグでの15秒リダイレクト)が用意されていますが、これを設定しておくだけでも移転したことを検索エンジン側に通知することができはずです。

さらに念を入れるのでしたら、個別ページごとにメタタグでの0秒リダイレクトの設定をし、検索エンジン側で移転が完了したことを確認したのち、最終的にジオシティーズ側で用意されている転送設定をすべきと思います。

ただ、個別ページごとに0秒リダイレクトを設定するのは手間がかかって面倒くさいため、ジオシティーズでのトップページの転送設定だけでもよいかとは思いますが、いずれにしても設定したのちに検索エンジン側でサイトの移転を確認する必要があります。

これを確認するには、設定してから数週間程度後ぐらいに「info:ジオシティーズのURL」でチェックするとよいでしょう。

表示された検索結果で新しいURLが表示されていたら、検索エンジン側で移転が認識されていることになります。一方、ジオシティーズのURLのままだった場合、まだ認識されていないことになるため、メタタグでの0秒リダイレクトなども検討してみるとよいかもしれません。

この転送も「2019年9月30日」までとなっているため、リンク切れの発生は避けられませんが、旧サイトへ貼られているリンクなどはできるだけ新サイトへと張り替えてもらうとよいでしょう。

いずれにしても、これらの設定自体は「2019年3月31日」までにする必要があるため、利用されている方は忘れずに移転しておくことをおすすめします。

最近の流行りなのかは知りませんが、アクセスログを閲覧すると意味不明なクローラーからのアクセスが頻繁にやってきています。

いわゆるWEBスクレイピングと言われるものらしいのですが、簡単にいえば、サイトを丸ごと、もしくは1部分のみをクローリングでコピペされるというものです。

サイト運営者は訪問者に読まれることを目的に公開しているわけですので、サイトを勝手にコピーされ、リライトされてネット上に無断で公開されるのは不快に感じております。

これが検索エンジン関連のクローラーならアクセスを運んできてくれるメリットがありますが、誰かもわからない個人がサーバーに大量にアクセスしてコンテンツを勝手にダウンロードし、サーバーの負荷をかけた上にネガティブSEOとして活用されるのは迷惑でしかありません。

そのため、アクセスログを確認して、それらしきアクセスは一括で拒否することにしました。

「urlib」や「python」などのユーザーエージェントならほぼ間違いないと思います。これらは一括で拒否するとよいでしょう。

ただ、ユーザーエージェントが偽装されているケースもあり、これを見抜くのは非常に面倒くさいです。「わたしはGoogleボットですよ」といいつつ訪問してくるわけですが、「よく見るとお前はpythonじゃん!」ということがあり、ユーザーエージェントで拒否しても効果がありません。

その場合、IPアドレスでチェックして、同じIPアドレスで多くのページにアクセスしている場合は怪しいです。IPアドレスで調べてみて、一般的なホスト出ない場合には拒否しておくことをおすすめします。

毎日のログをチェックせずとも、月単位でまとめてチェックしてIPアドレスが隔たっていたら拒否してしまうのがよいかもしれません。