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セマンティックなウェブサイトというのは、意味的な明確性を確保しているウェブサイトというニュアンスかと思うのですが、つまり、レビューサイトならレビューを公開しているサイトとして認識されるべきだし、会社のホームページなら、会社情報を公開しているホームページとして認識されるべきなのです。

ただ、検索エンジン側ではそういう意味の部分は苦手なわけなんで、ウェブサイト運営者側で配慮する必要があるわけです。具体的には、タグなんかを設定したり、あるいは検索エンジン側でも理解できるデータ構造をとって作成するべきものと思います。

この点、サイト運営者側での手間がかかるわけですが、今後のウェブサイト運営を真剣に考えるのなら、避けて通ることはできないだろうと、そう判断したわけであります。

でも、実際にやってみると、これが実に面倒くさくて、htmlソースの修正に膨大な手間がかかってしまうようなんです。いわゆるschema.orgのようなサイトから、構造化のヒントを参照したりしながら、手探り状態で修正してはいるのですが、日本のサイトでは対応しているサイトがそれほど多くないので、参考にするサイトが非常に少ないのです。

また、htmlのvadiatorでもエラーが頻発するわけで、本当にこれで作成していてもいいのだろうか?という疑問が出てくるわけなのです。加えて、セマンティックに対応したからといって、具体的なメリットがあるのかも不明な状態なわけですが、このあたりは自分を信じて取り組んでいくしかないようです。進捗がありましたら、また更新します。

最近、ドリームウィーバーというホームページ作成ソフトを購入してみたんです。



アドビ社のツールですが、これはなかなか使い心地がいい気がします。IP分散などで複数のサイトを展開している場合は管理がしやすくなるかもしれません。

以前まではテキストエディタでサイトを作成し、FFFTPでアップロードしていたんですが、やはり一覧で何百サイトも出てきたら探すのも大変ですし、更新したファイルのアップロードも何かと面倒なものです。
でも、こちらのツールで初期設定しておくとこのあたりの工程を省いてくれますし、その場でデザイン的なチェックもできるようなんです。

あと、スマホとかタブレット端末とか、そのあたりの見え方の違いも確認できるのが便利でした。
ほか、可変グリッドレイアウトとかいうやつもあるみたいなんですが、CSS内で@mediaとかを使って、端末ごとに切り分けることで表示方法を変更させる感じのようです。

ついでに、photoshopの写真編集的なのも買ったんですが、こっちはあまり使ってないんでわかんないんですが、なかなか高機能のようです。合計でだいたい7万ぐらいだったかと思いますが、経費にも計上できるんで節税対策に年内に購入してみるのもいいかもしれませんね。

2012年において、携帯電話の契約数におけるスマホの割合は約37%程度に留まってますが、今後、急速にスマートフォンが普及すると見込まれており、2017年には80%以上に達するとゆあれてます。

「スマホ=小型パソコン」ともいわれており、インターネットのライトユーザーは、今後はデスクトップタイプのPCからスマホへと移行していくとの予測がなされています。

これに伴い、サイトの閲覧状況も今後は大幅に変化していくものと考えられており、ちょっとしたサイトの閲覧程度でしたら、パソコンを立ち上げてブラウザで閲覧するよりもスマホを利用するケースが多くなることでしょう。

このようなインターネットの閲覧環境における最近の急激な変化に、サイト運営者はどう対応していくべきでしょうか?

そのあたりについて、今回はサイト運営に詳しいT氏にお話を伺ってきました。


――Tさん、こんにちは。本日はお忙しいところ有難うございます。さっそくですが、最近のスマートフォンの急速な普及における、インターネットへの影響について、Tさんはどのような考えをお持ちですか?


T氏:そうっすね、やっぱスマホって以前までのガラケーと比較すると、格段にネットがしやすいと思うんですよ。ぶっちゃけ、ボクもちょっとしたことならスマホで済ますことが多くなってきましたね。この変化はここ1年ぐらいだと思うんですけど、やっぱ、寝る前にベットでネットするときなんかは、パソコンを起動するよりもはやいですし。

だって、ベットで横になってるのに、わざわざデスクまでいって椅子にすわるとかメンドイじゃないですか。 今後はそういったちいさな用事はスマホで済ますっていう人が多くなるんじゃないですかね。


――確かに、スマホは使ってみると意外に便利なので、自然とそういった流れになっていくのかもしれませんね。では、そのような環境の変化にサイト運営者が心がけておくべき点は何でしょうか。


T氏:ぶっちゃけ、ユーザビリティーに尽きると思うんですよ。やっぱ、電気メーカーは最近はPC作るよりスマホ作った方が儲かるって面もあると思うんで、せっせと最新機種なんかを作ってると思うんですけど、機種だけいいのを作ってもコンテンツがそのままだと限界があると思うんです。

例えば、アップルにしろ、ソニーにしろ、サムソンにしろ、どんどん最新スマホを投入していきますけど、こっちの機種では正常に表示されてるのに、こっちの機種では崩れてしまうという、そういう状況になっては困りますね。

かつてIEバグというのがありましたが、そういう事態になるのは避けるべきじゃないかと。その辺りのメーカーとサイト運営者の歩み寄りみたいなものが今後は必要になってくるのではないでしょうか。ただ、サイト運営者側としてはやることは、当面はシェア別に最適化していくのが最善なんじゃないですかね。

CSSなんかでちょちょいとやるだけでも、けっこう見やすくなるものだと思いますよ。

後編につづく…(未定)

自サイトの検索結果を見たことがなかったのですが、最近、Search Consoleを利用してみた結果、検索順位が高いものの、クリック率(CTR)が低いページが多数あったため、メタタグの説明文などを見直してみることにしました。

今までは検索上位さえ達成すれば、アクセス数が増えるだろうと思っていたのですが、例え検索1位でもクリックされないことにはアクセス数が発生することはありません。100万回のビックキーワードで検索1位を達成したとしても、クリック率が「0%」ならアクセス数はゼロです。

逆に、検索結果で3位であったとしても、クリック率が「100%」であるならば、それは検索1位であると同じことを意味しています。

ただ、実際には単に1位だからという理由でクリックされることが多いと思いまし、データ上もSerp1位のクリック率が一番高く、約15%から50%ということが判明しておりますので、単純に1位さえ達成すれば、ある程度のアクセス数は流入することにはなるはずです。

SEO対策で検索順位をひとつ上げるのは大変ですが、メタタグの説明分やタイトルを改善し、クリック率を5%上げるというのは、それほど大変な作業ではないと思います。それで得られるアクセス数の増加が同じであるならば、一番効率のよいアクセスアップの方法といえるでしょう。

具体的には、自分が検索している際、どのようなタイトルに反応して、なぜクリックしたのかをよく観察してみることをおすすめします。なかにはキャッチーなタイトルを付ける人もいますが、そういう努力も必要なのではないかという気がしております。

いずれにしても、今まで何の対策もしていなかった人は、小さな労力で大きなアクセスアップにつながる可能性もあります。このクリック率を確認するためにも、Google のSearch Consoleには登録しておいた方がよいでしょう。

僕のサイトもようやくHTML5になったのですが、色々と新しいタグが追加されていて興味深いものがあります。

特に<article>のタグですが、これはSEO対策上の理由から出てきたものという気がしてなりません。

ふた昔ぐらい前、「キーワード密度が何パーセントあるか?」という点がSEO対策上は有効とされていた時代がありました。また、関連キーワードもちりばめておくと検索エンジン対策に有効であるともされていたわけです。

当時はヤフーのYSTがまだ健在で、日本ではGoogle検索とシェアを2分していた時代でしたが、どちらかというとキーワード密度対策はYSTに有効であったと記憶しております。また、密度の位置についても、HTMLソースの上部とか、あるいはh2タグの直下が有効といわれており、実際に効果があったと記憶しています。

その際、僕が頭を悩ませていたのは、サイト全体のキーワード密度でカウントしてもよいものか?という点です。

特定のキーワード密度がページ全体で3%あったとしても、コンテンツ部分で1%なら薄めのキーワード密度になってしまうため、これは調整するべきだはないかという考えがありました。

一方で、コンテンツ部分の密度を上げる場合、ナビゲーション部分のキーワード密度を下げなければ、ページ全体のキーワード密度が高くなってしまいます。当時のデッドラインはページ全体で8~9%程度でしたので、その上限を超えないように、コンテンツ部分の密度を調整していく作り方が主流であったものと思います。

そのため、検索エンジン側に「コンテンツ部分」と「その他の部分」を明確に区別して把握してもらわないといけなかったわけですが、果たして本当に区別できているのだろうか?という疑問が常にありました。

もし区別できているとしたら、どうやって区別しているのだろう?という疑問を抱えつつ、SEO対策に取り組んでいたものと思います。

けれども、最近のHTML5で<article>や<nav>のようなタグが追加されたことから考えると、もしかするといまいち区別できていなかったからこそ、このようなタグが出来たのではないかと僕は考えています。

ある意味、10年超しの疑問がようやく解決されたわけですが、このような新しいタグが出てきたのは非常にしっくりくるといいますか、うまい方法を考えるものだなとW3Cには感心してしまいます。

その後、中古ドメインが猛威をふるった時期もあり、今ではキーワード密度のランキング付けにおける重要度はかなり下がっているものと思いますが、<article>内密度については調整しておくべきではないかと考えています。

なぜ、HTML5で<article>や<nav>のようなセマンチックなタグが出てきたのかを考えれば、それはコンテンツ部分を把握したいからであり、重要な部分とその他の部分を区別したいからだと思われますが、重要な部分については気持ち強めのキーワード密度で攻めてみるのがよいと思います。

ビックキーワードでは無理でも、弱めのキーワードなら上位表示も可能かと思われます。