レンタルサーバー会社利用のリスク

|

最近、「123サーバー株式会社」にて個人情報の流出が発生していたみたいです。
私の場合、何年も前に解約していたのですが、クレジット関連の情報が流出していた可能性があるらしく、お詫びのメールが来ていました。

正直、気持ちのよいものではありませんが、アマゾンのギフト券をくれるということだったので、わりとしっかりした対応だったように感じております。

この数日後、「nsfレンタルサーバー」もサービス終了のメールが来ていたのですが、こちらは1年契約でまだ契約期間が残っているものの、規約上、返金の対応はしないということのようなのです。

私の場合、前払いしていた4か月分のサーバー費用が無効になるようなので、「お金かえして~」という気持ちではありますが、規約上、そうなっているのなら仕方ありません。
お客様から前払いで料金を頂いているのに、そのサービスの提供をしないで終了というのは誠実な対応とは思えませんが、たいした金額ではないのでこちらは泣き寝入りすることにしました。

ただ、このような数千円ぐらい返金されない程度の損失だったらまだましな方です。

以前、「若葉サーバー」を契約していたのですが、突然、サイトが表示されなくなってしまい、途方にくれたことがあります。サーバー会社には連絡もつかなくなり、前払い分は無効、サイトも消失し、その影響でかなりの損失を受けたことがあります。

IP分散を利用するリスクはこの点にあり、急激なIP数の減少は月数百万の収益がすべてふっとぶぐらいのリスクを内包しています。

好意的に考えれば、サーバー会社の経営者が何らかの事故にあってしまい、連絡したくてもできない状況だったのかもしれませんが、中小のレンタルサーバー会社を利用するには、リスクが高い傾向にあるといえます。

できるだけ、大手のサーバー会社の方を利用されることをおすすめします。