旧MTOSのモバイル対応は困難だ

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4月後半からグーグルのアルゴリズムに変化があるようで、モバイル対応していないサイトの検索順位を下げることに決定したようです。

私自身、ちょっとしたホームページの閲覧については、最近はiPadで済ますことが多くなってきており、パソコンから閲覧することは少なくなってきましたので、いずれはこの流れになると以前から想定しておりました。

3年ほど前、T氏にスマートフォン普及によるネットへの影響のお話を伺った際、メーカーとサイト運営者の歩み寄りが必要とのお話が出ておりました。いずれ、サイト運営者側でもスマホ対応という形で訪問者に歩み寄る必要性が出てくるだろうとは思っておりましたが、グーグルのアルゴリズム変更という形でスマホ対応への流れが本格化しそうです。

ただ、いざスマホに対応しようと思っても、複雑な構成のサイトの場合は困難です。

当ブログにつきましても、Movable Type をサーバーにインストールして更新しておりますが、IDタグやClass属性が複雑ですので、レスポンシブウェブデザインに対応するというのが通常のホームページと比較すると難しい印象があります。

Movable Type の各テンプレートでは、ウィジット(コメントやカレンダーなどの部品)を共通して使用していますので、使用していないウィジットについても、スタイルシートの方ですべての記述がされており、CSSがごちゃごちゃして対応する箇所の割出しが非常に困難なのです。

最新のテンプレートではデフォルトでスマホに対応しているものもあるようですが、当ブログの場合は2011年当時のままで使っているため、バージョンの古いままで使っております。

このような、旧テンプレートを使用しているユーザーのために、Six Apartにてレスポンシブ対応したスタイルシートを配布してほしいのですが、探しても見つかりませんでした。

よく利用されているワインレッドのテンプレートについて、@media screenの部分を既存のCSSに追加するだけで対応ができるものと思います。けれども、そのような対応をする人が出てきてもよさそうなものの、ネット上で探してもありませんでした。

そこで「ないのならば、自分で作ろう。」と思ったのですが、思っただけでまだやってません。 いずれ、対応出来た際には当ブログ上で公開させて頂く予定です。