複数のサイトの効率的な管理方法

|
何等かの理由で複数のサイトを運営している場合、定期的に更新するためには管理術的なスキルが必要になってきます。

このサイト管理術は時間管理術とかぶる面もありますが、適切な更新頻度をキープすることにより、検索エンジンに対する評価も高くなる傾向があります。

最初の三か月は毎日更新していたものの、4ヶ月目以降から更新しなくなり、その後は放置状態になったとすれば、次第にアクセス数は減少していくはずです。同じように90記事分を更新するならば、3か月で更新するよりも、月3ページを30か月をかけて定期的に更新した方が検索エンジンでは受けがよいわけです。

また、更新頻度という利点のほかに、毎日1記事を更新するよりも、10日ぐらいの時間をかけて1記事を更新した方が、より多くの時間をかける分、記事のクオリティーは高くなります。
さらに、1か月に1記事のみ、あるいは3か月に1記事のみということであれば、よりいっそう個々のページの内容も濃くなり、サイトの品質が高くなることでしょう。

ただ、頭のなかに膨大な知識や書きたいことがあふれ出している人にとってみれば、毎日更新しても品質は落ちないはずです。
この場合はもちろん、毎日更新した方が検索エンジンではヒットしやすくなりますが、たいていの場合は更新頻度を高めれば高めるほど、クオリティーは落ちていく傾向にあります。

ですので、更新することを目的にして、毎日ノルマのような形でサイトを更新するのならば、書きたいことが出てくるまで更新しない方がよいといえるのです。

いずれにしましても、内容が濃く、品質の高い記事を作成することを念頭におけば、更新頻度が1か月に1回でも2か月に1回でも全然問題ありません。
この場合、1年に12記事程度しか作成できないことになりますが、そのようなサイトの方が検索エンジンに対する評価も高いといえるのです。